グリーフワークについて
《グリーフ = grief》とは、深い悲しみの意。
大切な人を失って、心の中にわきあがってくる様々な感情を表に出せずに抑え込んだ状態です。
心に蓋をして抑え込んだ感情や思考などを外に出せるよう、周りの人たちがあたたかく支えていくことが「グリーフサポート」です。そして、大切な人がいなくなった現実と向き合い、その現実を受け入れ、再び自分らしく生きる喜びを持つまでのプロセスを「グリーフワーク」といいます。
死別によって愛する人や大切な人を失うとき、「悲しさ」「不安」「怒り」「後悔」など様々な感情を持つのは当然のことです。しかし昔から、「死別によりわきあがる感情を抑え込み、日々我慢して生活することが美徳」とする常識が存在します。「泣きたいのに泣けない」「悲しいのに周りには元気な姿を見せなければならない」など、数えればきりがありません。
周りの人が「グリーフ」の知識を持ち、苦しんでいるご遺族を支えることができれば、安全で安心して死別の現実と向き合うことができます。そしてやがて、自分の心の中が整理され、新たな人間関係や、心の絆、経済的な支えなどを得ることができるでしょう。この一連の「グリーフワーク」を経験することで、人は深い悲しみに折り合いをつけ、再び自分らしく表現できるようになり、人間的にも成長していくのです。
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